令和8年8月配信分
「手づかみ食べについて」(0~1歳)
まだまだ暑い毎日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
赤ちゃんは体温調整機能が未発達なので、環境の影響を受けやすくなっています。
様子をみながら衣服や室温を調整してください。
今月は質問の多い手づかみ食べについてのお話です。
手づかみ食べは、大切な成長段階のひとつです。
手に持って自分で口に運ぶことは、食べる意欲を高めます。
後期食に慣れたらぜひ少しずつ始めてください。
また、スプーンなどの食具を使う前の段階として大事なステップです。
道具を使って食べ物を口に運ぶためには、道具を持った手を適正な位置まで動かす必要があります。
実際にスプーンを上手に使えるようになるのは個人差もありますが、2歳~3歳です。
手づかみ食べを通して手の使い方を少しずつ習得していきましょう!
手づかみ食べは、保護者のかたにとっては、散らかして片づけるのが大変というイメージがあるかもしれません。しかし手づかみ食べをしていくことでからだの機能も発達していきます。
赤ちゃんにとっても手で触れることは、柔らかい、硬い、温かい、冷たいなどいろいろなことを感じることができます。これも大切な食育です。
特に柔らかいものはつかむ時、力を入れすぎると崩れてしまいますよね。
何度も経験することで上手に持てるようになります。
持った食べ物と口との距離間も少しずつわかってきます。
またはじめのうちはうまく入らないかもしれませんが、自分で口に入れることで自分の一口の量を覚えていきます。口の中にため込んだり、噛まずに飲んでしまうのは、自分の口で処理できる量がわからないことが理由のひとつともいわれています。
丸呑み防止のためにも、手づかみ食べに是非取り組んでみてください。
口に食べ物が入ったら噛んでいるときや飲み込むときに口びるを閉じてもぐもぐごっくんする。できていれば上手にできたね!とほめてあげてください。
これは手づかみ食べだけではなく、保護者の方が食べさせているときも同じです。
赤ちゃんの手づかみ食べの時の手の動きも初めは、口に手のひらで押し込む感じですが、だんだん指が使えるようになると指でつまめるようになります。
よく手づかみ食べはどんなもので試せばよいかとの質問を受けます。
簡単かつおすすめは、食パンをスティック状にするスティックパンです。
軽くトーストするとサクッと噛み切りやすくなります。
ゆでた野菜スティックで大根、人参、さつまいも等もおすすめです。
お子さんの手で握れる大きさにしてください。
また、手づかみ食べを自分でしている時は、目を離さずに見守りましょう。
赤ちゃんは一日一日少しずつ成長しています。焦らず、ゆったりとした気持ちでそして笑顔で(こぼして怒りたくなることもありますが)接してあげてください。
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