令和6年10月配信分
「離乳食Q&A」(0~1歳)
1 離乳食は歯が生えないと始められませんか。
離乳食は母乳や粉ミルク以外のものを口に含み、それを飲み込むことで食べ物を食べるという練習をしていくものです。
はじめのうちは噛むのではなく、舌で食べ物を口の中で移動させて飲み込みます。月齢で離乳食が進んでいくと前歯がはえたときは噛みちぎることはできますが、奥歯はないので奥歯がはえてくる部分で食べ物をすりつぶす等行っています。
ほとんどの方が5か月になったところで離乳食を始めますが、歯がない方のほうが多いです。よって歯がはえていなくても始めることができます。
2 アレルギーがこわくて離乳食をはじめるのが遅れる。
食物アレルギーを心配するあまり、離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせる方もいらっしゃいますが、そうしたからといって食物アレルギーの予防効果があるという科学的根拠はないので乳児健診の中では5~6か月から離乳を始めるようお話しています。
また卵も同じ理由で試すのが遅れる場合もよく聞きますが、卵黄については、5か月から試してもいいことになっています。必ず病院の開いている時間に試しましょう。
これから保育園に入園を希望されたり、一時保育を利用する方も多くいらっしゃると思います。保育園では、入園が決まると、給食に使用される食品についてアレルギー事故等を防ぐため、食べたことがあるかどうかの確認を行うことが多いです。
試したことのない食品は、家で試してからという場合がほとんどなので、保育園に入る前にその月齢で食べられる食品は積極的に食事に取り入れていってください。
3 食事時間が30分以上かかる
食事時間は個人差もありますが、途中で遊んでしまったり、集中できなくなると時間がかかって、しまいには追いかけて食べさせるということもたまに聞かれます。
人間の集中力は大人も子供もせいぜい10分~15分といわれています。
よって長くても30分以内で終わらせましょう。
また時間がかかればかかるほど保護者の方も疲れてしまいます。
そんな時はもうごちそうさましようねと言葉で伝えてあげましょう。
食べない原因は、いろいろあるかもしれませんが、一番多いのは、空腹ではないこと。
前の食事から最低3時間は開けましょう。特に1歳前後だと間食が多い場合も目立ちます。
★離乳食教室について
・11月は保健センターの工事に伴い、離乳食教室2回食、3回食や集団健診は、実施いたしません。ご了承ください。
離乳食についての質問等ある方は、下記ののびのび広場や個別栄養相談をご利用ください。
※来月以降につきましては、お手数ですが、市HPでご確認ください。
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★乳幼児健康相談(のびのび広場) 対象:乳幼児のお子さんを持つ保護者及び妊産婦
内 容:身体測定・育児保健相談・栄養相談・母乳相談
歯科相談のみ保健センターと東センター
日 時(場所により開催時間が異なるので注意してください。)
南センター11/6、婦人会館11/8、丸山台11/26、東センター11/20、前原暫定11/22は、午後1:30~3:00
保健センター11/7、11/21は、午前9:30~11:00
小金井市こども家庭センター母子保健係(042-321-6296)へ
★個人栄養相談令和6年11月15日(金)13:30~15:30(要予約)
小金井市福祉保健部健康課(042-321-1240)へ
こども家庭センター母子保健係のある保健センターには、飲み物の販売機は設置しておりません。こちらへお出かけの際は、必ず飲み物をお持ちになってください。(近くにコンビニエンスストアがあります。)
このメールについてのお問い合わせは小金井市こども家庭センター母子保健係(042-321-6296)へ
簡単レシピや小金井市の食に関する情報は、小金井市食育ホームページをご覧ください。
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