平成31年3月配信分 「親子一緒に食べよう」0~1歳
もうすぐ4月。お子さんもお元気でおすごしでしょうか。
お子さんが保育園入園、上のお子さんの進級・進学、また転勤などご家族の生活が新しくなる方も多いことでしょう。
保護者の方にとっては、ご飯をつくることを負担に感じてしまうこともあるでしょう。そんな時は、手づくりであることや、食事の目安量を忘れてまず食べることを優先しましょう。
1回食~2回食の場合は、作るのが一番大変と思われる方も多いようです。
取り分けはできなくても使う材料は、特別なものではなく、主食のお米はたいていのご家庭では常備されているものだと思います。また2回食だとパンや乾麺(うどんやそうめん)も食べるようになりますが、食パンは冷凍保存、乾麺は常温で保存がききます。
野菜も1回食だとじゃがいも、人参、ほうれんそうなどが代表的ですが、ご家庭でよく使われる野菜だと思います。種類を増やしていくときも大根、白菜など常備しているもので食べやすそうなものからはじめれば、あえて赤ちゃんのためだけに買わなくてもすみます。逆に赤ちゃんにブロッコリーをたべさせてあげたいと思えば、ご家族の分はゆでているときに先にとりだして、ドレッシングでもいいですし、かつお節にしょうゆ少々でおひたし風にすれば、ご家族も野菜料理を1品増やすことができます。
お魚などは、お刺身盛り合わせの白身魚を一切れとって良くゆでてほぐしてあげましょう。
ささみは、すぐ使わないときは冷凍し、使うときは凍ったままおろしがねですりおろして使えば、解凍なしですぐ調理できます。
豆腐は保存がきかないので家族で使うときに赤ちゃんもその一部を使えばいいのです。
3回食になればご家族の献立から取り分けができるようになります。
味噌汁ならだしで具が煮えたところや、味噌を少な目にいれたときに先にとります。煮物も調味料は分けていれ、大人の1/3くらい味付けのときに取り出します。
具のお野菜は大人よりやや小さめにするか、大きいならちょっと柔らかめに煮てください。
野菜の和え物なども短く切ったり、やわらかく煮てあげてください。
いつも手作りだと負担に思えることも多いと思います。
そんなときはベビーフードも利用してみてください。
レバーのように手作りでは使いにくいものをベビーフードで補うのも良いと思います。
また、家で食べたことがあるものでも滑らかさや味は同じではないと思います。
せっかく買っても食べないこともあるかもしれません。
赤ちゃんが食べても食べなくても保護者の方はわずかでいいのでご自分のスプーンで味や形態を確かめてください。それがまた離乳食づくりのヒントになることもあると思います。
新しい生活はうれしい半面、慣れるまでお子さんも保護者の方も身体も気持ちの面でも疲れがち。でも食事のときに家族が顔を合わせるだけでお子さんにとっては楽しい時間になり、大切な親子のコミュニケーションの場になると思います。忙しい毎日ですが、一日に1回は家族で食事ができるといいですね。
ここで健康課からのお知らせです。
★離乳食教室
1.2回 食対象 およそ6~7ヶ月のお子さんを持つ保護者
平成31年4月18日(木)午後2時45分~午後4時15分
2.3回食 対象 およそ8~11ヶ月のお子さんを持つ保護者
平成31年4月11日(木)午後1時30分~午後3時30分
どちらもご予約は小金井市健康課(042-321-1240)へ
※先着申し込み順となりますので、すでに定員に達している場合はご容赦ください。
★乳幼児健康相談(のびのび広場) 対象:乳幼児・妊産婦
内 容:身体測定・育児保健相談・栄養相談・母乳相談
公民館東分館は奇数月のみ歯科相談を実施。
時 間:午後1:30~3:30
(保健センターのみ午前9:30~11:00)
貫井南分館4/3、前原暫定集会施設4/19、上水会館4/22、
公民館東分館4/17、保健センター4/11・4/25
健康課のある保健センターは、飲み物の販売機は設置しておりません。こちらへお出かけの際は、必ず飲み物をお持ちになってください。(近くにコンビニエンスストアがあります。)
このメールについてのお問い合わせは小金井市健康課(042-321-1240)へ
簡単レシピや小金井市の食に関する情報は、小金井市食育ホームページをご覧ください。
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