令和4年7月配信分
「食中毒について」(0~1歳)

いよいよ暑さも厳しくなり、本格的に夏になりました。お元気でお過ごしでしょうか。

今月は食中毒についてです。
食中毒は通年毎月発生しています。が、厚生省が令和3年の食中毒状況をまとめたものによると昨年1年間の食中毒事件数は、直近20年間で最少だったそうです。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、手洗いの徹底や衛生の意識向上も一因とのことです。
食中毒にならないためには、細菌を増やさない、細菌をつけない、細菌をやっつけるの食中毒予防3原則を守ることです。
乳幼児や高齢者は病原菌に対する抵抗力が弱いため、食中毒になると重症化しやすく命に関わる場合もあります。予防がとても大切なので、以下の事に気をつけましょう。

☆食中毒予防3原則☆
1 細菌をつけない
 ○手をきちんとそしてまめに洗いましょう
 ・調理前
 ・生の肉や魚、卵を取り扱ったとき
 ・調理の途中でトイレにいったり、鼻をかんだとき
 ・おむつを取り替えたり、動物に触れた後
 ・食事の前
 ○調理器具の管理をきちんとしましょう。
 ・まな板・包丁は使用の都度洗浄しましょう。またまな板は包丁でできた傷に菌がたまりやすいので、定期的に消毒を。
 ・タオルやふきんは漂白剤につけたり、日光に当てて殺菌を。
 ・生食用の食品と、加熱用の食品は、冷蔵庫で保存するときや調理のときに、触れないように注意しましょう。
 ○生の肉や魚を切った後、生野菜に触れたりしないように調理の順番も考えましょう。
2 細菌を増やさない
 ○冷蔵庫に食べ物をつめこみすぎていませんか?
  冷蔵庫の詰め込み過ぎは冷気の循環が悪くなり、庫内の温度が上がります。こまめに冷蔵庫の整理をしましょう。
  冷蔵:10℃以下(要冷蔵食品、肉、魚など)
  冷凍:マイナス15℃以下(冷凍食品など)
  冷蔵庫に調理済み食品をいれるときは密閉容器かラップを必ずしましょう。
 ○生鮮食品や惣菜は購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。
  調理したものもさましたらすぐ冷蔵庫へ。
3 細菌をやっつける
  食品はムラなくしっかりと過熱しましょう。中心温度75℃以上で1分間以上加熱するとほとんどの細菌は死滅します。冷凍していたものも必ず加熱しましょう。
 ミルクや離乳食は栄養が豊富な上、水分もとても多いため細菌が繁殖しやすいものです。長時間、常温で放置しないようにしましょう。
 食中毒は家族みんなのちょっとしたこころがけで防ぐことができます。

 まだまだ暑い日が続きます。お子さんだけでなく、育児に一生懸命で忙しい保護者の皆さんも適度な水分補給と食事をしっかり食べることを忘れないでくださいね。

健康課やその他の事業についてのお知らせです。
★離乳食教室 (定員10名、試食はありません。)
1回食 対象 およそ4~5か月のお子さんを持つ保護者
令和4年8月16日(火)午前10時30分~11時15分・午前11時30分~12時15分
2回食 対象 およそ6~7ヶ月のお子さんを持つ保護者
令和4年8月16日(火)午後2時30分~午後3時45分
3回食 対象 およそ8~11ヶ月のお子さんを持つ保護者
令和4年8月5日(金)午後1時30分~午後2時45分
★乳幼児健康相談(のびのび広場) 対象:乳幼児・妊産婦
しばらくは、予約制となりますので健康課にお電話をお願いします。
内 容:身体測定・育児保健相談・栄養相談・母乳相談・歯科相談(歯科は東センター、保健センターのみ)
時 間:午後1:30~3:00(保健センターのみ午前9:30~10:30)
南センター8/3、婦人会館8/19、上水会館8/22、公民館東分館8/17、保健センター8/25
★栄養個別相談 保健センター 8/19 午後1:30~3:30(要予約)
いずれもご予約は小金井市健康課(042-321-1240)へ
※先着申し込み順となりますので、すでに定員に達している場合はご容赦ください。
このメールについてのお問い合わせは小金井市健康課(042-321-1240)へ
健康課では、健康や事業に関するツイッターがあります。母子事業について新規や変更のお知らせも掲載する場合がありますのでよろしくお願いします。
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簡単レシピや小金井市の食に関する情報は、小金井市食育ホームページをご覧ください。
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