令和6年7月配信分
「口の動きについて」(0~1歳)

不安定なお天気も多い今年ですが、いよいよ暑さも厳しくなり、本格的に夏になりました。お元気でお過ごしでしょうか。
今月は口の動きについてです。
離乳食を上手に食べるには、好き嫌いだけでなくその食べ方もみてあげてください。

5~6ヶ月の離乳食は、なめらかにすりつぶした状態です。
乳児健診時に離乳食の試食をしていただいていますが、その時のじゃがいもやほうれんそう、にんじんやおかゆなどの形態です。例えればヨーグルトやポタージュですね。赤ちゃんは、自分で口に取り込んで、舌で奥のほうへ送り込み、口を閉じてごっくんと飲み込みます。舌の動きは前後運動なので口から舌がはみでることがありますが、徐々に慣れてくると口を閉じてごっくんと飲み込むようになります。その後スプーンを口に入れなくても下唇にスプーンを乗せると自分から上唇を閉じて取り込むようになります。

7~8ヶ月の離乳食は、舌でつぶせる固さです。これは指でつぶすと簡単につぶせる固さで豆腐くらいです。赤ちゃんは口を閉じて舌と上あごでつぶして食べます。
舌が前後だけでなく上下にも動くようになり、上あごに舌を押し付けて食べ物を押しつぶしながら食べます。食欲のある子は、必ず口の中が空になっているか、丸呑みになっていないか、確認することが大切です。

9~11ヶ月の離乳食は歯ぐきでつぶせる固さです。しいていえば、厚焼き玉子やバナナくらいの固さです。舌と上あごでつぶせないものを奥歯の生える前の歯ぐきでつぶして食べます。舌が前後・上下だけでなく、左右にも動くようになります。口の動きが複雑になってくる様子がわかるので、奥歯の位置に食べ物が移動しているかどうかの確認をします。

12ヶ月以上になると歯ぐきでかめる固さです。肉団子くらいのものになります。
前歯が上下4本ずつ生えそろう子も増えてきます。そして前歯でかじりとって食べることができるようになります。手でつかめるものや、前歯でかじりとれるものを用意します。誤嚥や窒息の危険がある時期でもあるので、かじりとりがうまくできるようになるまで見守ります。

一生懸命もぐもぐしているときには、たべるの上手ね!と声をかけながらにっこり見守ってあげてくださいね。


ここでこども家庭センター母子保健係からのお知らせです。
★離乳食教室
1  2回食  対象 およそ6~7か月のお子さんを持つ保護者
令和6年8月27日(火)午後2時30分~3時45分
2  3回食  対象 およそ8~11か月のお子さんを持つ保護者
令和6年8月2日(金) 午後1時30分~2時45分
どちらもご予約は小金井市こども家庭センター母子保健係(042-321-6296)へ
※先着申し込み順となりますので、すでに定員に達している場合はご容赦ください。

★乳幼児健康相談(のびのび広場) 対象:乳幼児のお子さんを持つ保護者・妊婦の方
内 容:身体測定・育児保健相談・栄養相談・母乳相談・歯科相談(歯科は東センター、保健センターのみ)
時 間:午後1:30~3:00(保健センターのみ午前9:30~11:00)
南センター8/8、婦人会館8/9、上水会館8/26、公民館東分館8/21、保健センター8/29
予約なし。指定の場所・時間内にお越しください。
お問合せは小金井市こども家庭センター母子保健係(042-321-6296)へ
★栄養個別相談 保健センター 8/23 午後1:30~3:30
※先着申し込み順となりますので、すでに定員に達している場合はご容赦ください。
ご予約は小金井市健康課(042-321-1240)へ

こども家庭センター母子保健係のある保健センターには、飲み物の販売機は設置しておりません。こちらへお出かけの際は、必ず飲み物をお持ちになってください。
(近くにコンビニエンスストアがあります。)
このメールについてのお問い合わせは小金井市こども家庭センター母子保健係(042-321-6296)へ
簡単レシピや小金井市の食に関する情報は、小金井市食育ホームページをご覧ください。
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