令和4年10月配信分
「感染性胃腸炎」(0~1歳 )

だいぶ秋らしくなってきましたね。元気でお過ごしでしょうか。

感染性胃腸炎は1年中みられますが、冬に流行することが多いです。
コロナウイルス感染症やインフルエンザも日頃から注意されていると思いますが、この時期は、ノロウィルスやロタウィルスなどの感染性胃腸炎にも注意が必要です。
特に乳幼児は重症化しやすいため、出来るだけ感染を防きたいものです。

感染性胃腸炎は、細菌やウィルスなどの病原体に起因する胃腸炎で、発熱、下痢、悪心、嘔吐、腹痛などの症状があります。
中でもノロウィルスは、冬のおもな胃腸炎の原因であり、牡蠣などの2枚貝などからの食中毒以外にも、人から人へと感染します。
乳児と高齢者は、重症化しやすいので特に気をつけましょう。

まずは大人がしっかり予防をして、出来るだけお子さんへの感染を防ぎましょう。
感染予防の最も有効な対策は手洗いなので、外出した時、トイレを使用したあと、調理の前、食事の前、おむつ交換後には、必ず石けんと流水で手を洗いましょう。
ノロウィルスなどの食中毒予防には、手洗いに加え、以下の点に注意が必要です。

1 1.2回食のときは、調理器具や食器などを大人のものと分ける。
また、調理器具や食器の洗浄はしっかりし、洗った後は水分をきちんととって保管しましょう。

2 野菜や果物などの生鮮食品は、流水でしっかり洗う。

3 十分に加熱をする。
取り分け食になっているお子さんは、取り分け後に加熱をしっかりしましょう。
ノロウィルスの場合、85℃以上で1分間以上の加熱によりノロウイルスは死滅します。また、鮮度が落ちた食品はお子さんには使用しないようにします。

4 食事前には、大人だけでなく子どもも手を洗う。
月齢が低くてお子さんの手が洗いにくい場合は、濡らしたタオルやガーゼハンカチなどでふいてあげるとよいですね。口のまわりもふいてあげましょう。

万が一感染性胃腸炎にかかってしまったら、下痢やおう吐が続く間は、受診をし、脱水症状に注意しましょう。吐き始めたときは何を飲んでも吐いてしまいます。
しばらくすると吐き気がおさまってくるので安静に努め、少しずつ水分補給をすすめます。

食事が食べられるようになっても、最初は出来るだけ消化のよい形であげるようにし、たんぱく質や脂肪の多い食品など消化に負担のかかる食材は控えめにします。
果物や果汁も、下痢を悪化させることがあるので、控えます。
まだ離乳食で1~2回食の場合は、下痢の度合いによってはしばらくの間、離乳食はお休みしましょう。

ここで健康課やその他の事業についてのお知らせです。
★離乳食教室
1回食 対象 およそ4~5か月のお子さんを持つ保護者
令和4年11月 8日(火)午前10時30分~11時15分・午前11時30分~12時15分
2回食  対象 およそ6~7か月のお子さんを持つ保護者
令和4年11月 8日(火)午後2時45分~午後3時45分
3回食  対象 およそ8~11か月のお子さんを持つ保護者
令和4年11月 11日(金)午後1時30分~午後2時45分
★乳幼児健康相談(のびのび広場) 対象:乳幼児・妊産婦
 内 容:身体測定・育児保健相談・栄養相談・母乳相談
 時 間:午後1:30~3:30(保健センターのみ午前9:30~11:00)
 南センター11/2、婦人会館11/11、丸山台11/22、東センター11/16、保健センター11/17
★栄養個別相談 保健センター 11/18(金)午後1:30~3:30(要予約)

このメールについてのお問い合わせは小金井市健康課(042-321-1240)へ
健康課では、健康や事業に関するツイッターも運営しています。母子事業について新規や変更のお知らせも掲載する場合がありますのでぜひご覧ください。
>>詳細はこちら
簡単レシピや小金井市の食に関する情報は、小金井市食育ホームページをご覧ください。
>>詳細はこちら

戻る
メニュー
HOME 予定 HELP