令和5年6月配信分
「6月は食育月間と飲み物について」
(2~3歳)

梅雨の季節がやってきました。梅雨の晴れ間が待ち遠しいですね。いかがお過ごしでしょうか。

6月は食育月間。食育というのは、「様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること」
まずは、食べることが少しでも楽しく思えるようになることが大切だと思います。
それには、ちょっとしたお手伝いや食事の時間の楽しい雰囲気をつくってあげてください。お手伝いが上手にできたり、残さず食べられたら必ずほめてあげてください。

気温が高いとお子さんはたくさん汗をかきますね。
髪の毛もお風呂に入った如く、びしょびしょになることも珍しくないですね。
遊びに夢中になるとのどが渇いていることも忘れがち。
そんなときは声をかけてあげて麦茶などで水分補給をしてくださいね。

今月は飲み物についてです。
清涼飲料水という言葉をよく聞くと思いますが、清涼飲料水とは一体何でしょうか。
乳酸菌飲料、乳及び乳製品を除くアルコール1%未満の飲料です。
私たちのまわりにある飲み物のほとんどがここに入ります。
(炭酸飲料、果実飲料、スポーツ飲料、コーヒー飲料、茶系飲料、ミネラルウォーター等)

水分補給で気をつけたいのは、清涼飲料水の中でも、糖分のある飲み物です。
熱中症予防にはこまめな水分補給が必要ですが、例えばスポーツ飲料や果実飲料など糖分のある飲料をこまめに飲んでいると、糖分の取り過ぎになってしまいます。

糖分の取り過ぎは、空腹感がなくなり食欲が落ちる原因になります。
糖の代謝にはビタミンを使うので、糖分を摂り過ぎることでビタミン不足になり夏バテにもつながります。また、頻回な糖分摂取は虫歯のリスクも上がります。

急激に汗をかいたときなどは、ナトリウムの補給が必要なので、スポーツをした後などはスポーツ飲料などでナトリウムや糖分も一緒に補給するのはよいですが、少し屋外で活動したくらいでは、ナトリウムが急激に必要になるということはありません。

さて、こういった清涼飲料水には、一体どのくらいの糖分が含まれているのでしょうか。

例えば、一般的なスポーツドリンク500mlには、約25gの砂糖が含まれています。
3gのスティックシュガーなら8本分です。
これが炭酸飲料になると、もっと多くの約50gの砂糖が、500ml中に含まれていることになります。

糖分のある飲み物の飲む習慣を幼児のうちにつけてしまうと、大きくなってからもその習慣をなくすことは難しくなります。

是非、水分補給は水かお茶のような無糖のものでする習慣を、幼児期につけておきたいですね。

★乳幼児健康相談(のびのび広場)
 対 象:乳幼児のお子さんを持つ保護者・妊婦の方
 内 容:身体測定・育児保健相談・栄養相談・母乳相談
    公民館東分館は奇数月のみ歯科相談を実施。
 時 間:午後1:30~3:30
(保健センターのみ午前9:30~11:00)
 貫井南分館7/5、婦人会館7/7、丸山台7/25、
 東分館7/19、保健センター7/13、7/27

★個人栄養相談
令和5年7月21日(金)13:30~15:30(30分間刻み、要予約)

★健康課では、健康や事業に関する内容をツイッターで発信しています。
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健康課のある保健センターは、飲み物の販売機は設置しておりません。こちらへお出かけの際は、必ず飲み物をお持ちになってください。(近くにコンビニエンスストアがあります。)

このメールについてのお問い合わせは小金井市健康課( 042-321-1240 )へ

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