令和7年5月配信分
「食生活の見直しについて」(2~3歳)

さわやかな季節となりました。
いかがお過ごしでしょうか。

今月は食生活の見直しについてお知らせします。
新年度も始まり、保育園への入園や進級など環境が大きく変わった方も多いのではないでしょうか。
環境の変化や生活リズムの変化は知らず知らずの内にお子さんの心と体に大きな影響を与えています。
特に食事面では量や好き嫌いなどに変化やムラがでて、食事の悩みにつながります。
食事の悩みのいちばんの解決策は食生活の見直しです。
見直しのポイントをお知らせしますのでご活用ください。

(1)おなかをすかせよう
保育園では食事とおやつの時間が決まっていたり、体を動かす時間が多かったりとおなかが空く環境になっています。
ご家庭で保育園と同じように厳格に時間を決めることは難しいですが、食事と食事・おやつと食事の間は3時間を目安にリズムをつくってみてください。個人差もありますので目安として食生活の見直しにご活用ください。

(2)1食・1日の食事量・食事内容だけで判断しない
気分で食べたり食べなかったり、好きな食べ物のブームがコロコロ変わったりとなかなか思うように食事をとることができない時期です。
1食・1日といった短い単位で捉えずに少し長めの1週間単位で、ある程度の量と栄養バランスがとれていれば問題ありません。
心配しすぎず、長い目でお子さんの食生活をご確認ください。

(3)食事量よりも何を食べたかに注目
食事量は身長や体重が順調に発達しているかどうかで確認し、問題なければ心配ありません。
食事量よりも栄養のバランスを大切に。
1食・1品のうちにいろいろな食材を使うと様々な栄養素を摂ることができます。
大人が食べる献立を味付けする前にお子さん用に取り分けるなど、無理の無い範囲で献立を考えてみてくださいね。

(4)子どもが食べやすいよう調理法に工夫を
好き嫌いやまる飲みをしているなど問題があると感じた時には、食べる様子をよく観察してみてください。
大きさ・固さ・におい・食感・見た目など食べない原因はお子さんや食品によってさまざまです。
原因に合わせて切り方や調味料を変える、ほかの食材に混ぜるなど工夫をしながら気長に見守ってください。
また、一度食べなくなった食べ物もあきらめず1か月から3か月あけて食卓に出すと思いがけず食べることがありますのでお試しください。

(5)親子で楽しく食べよう
大人も子どもも楽しい気持ちで食べることを第一に、家族みんなで会話をしながら食事を楽しんでくださいね。

保護者の方がリラックスして一緒に食事を楽しむことができるよう、これからもお知らせを配信して参ります。

※こども家庭センター母子保健係では様々な栄養事業を行っています。
食事についてお悩みのことがありましたらぜひご活用ください。
★乳幼児健康相談(のびのび広場) 対象:乳幼児・妊産婦
内 容:身体計測・育児保健相談・栄養相談・母乳相談
日 時:午後1:30~3:00
    南センター6/4、婦人会館6/13、上水会館6/30、上之原会館6/27

    午前9:30~11:00
    東センター6/18、保健センター6/12、6/26

★個人栄養相談
令和7年6月20日(金)13:30~15:30(要予約)

こども家庭センター母子保健係のある保健センターには、飲み物の販売機は設置しておりません。こちらへお出かけの際は、必ず飲み物をお持ちになってください。(近くにコンビニエンスストアがあります。)
このメールについてのお問い合わせは小金井市こども家庭センター母子保健係(042-321-6296)へ

簡単レシピや小金井市の食に関する情報は、小金井市食育ホームページをご覧ください。
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