令和4年9月配信分
「バランスの良い食事」(2~3歳)

お子さんはいかがお過ごしですか。

さて、今月のテーマは『野菜を食べよう!とバランスの良い食事』です。
9月は食生活改善普及運動実施月間です。
「野菜及び牛乳・乳製品の摂取量の増加とバランスの良い食事」が目標となっています。

毎日の食事作りで気をつけていることは何でしょうか。家族の好み、味つけ、予算など
きりがないと思います。健康を維持していくことを考えるとまずは栄養バランスのとれた食事でしょうか。バランスのとれた食事といってもめんどうな栄養計算は必要ありません。1食の中で主食、主菜、副菜の3つがそろえればいいのです。

主食は、炭水化物を多く含む食品(ご飯やパン、うどん等)です。からだを動かすエネルギーのもとになります。

主菜は、たんぱく質を多く含む食品(肉、魚、卵、大豆及びその加工品(豆腐、納豆等))のおかずです。からだをつくるもとになります。

副菜は、食物繊維、ビタミンやミネラルを含む食品(野菜、きのこ、海藻等)のおかずです。

この3つの中で一番摂りづらいのは副菜でしょうか。副菜の材量の野菜は、成人の目標が、1日350gです。1食あたり120gです。おおまかな目安は、生だと大人の両手いっぱい。加熱すると大人の片手にいっぱいです。

2~3歳なら1日180g~230gで1食60g~80gくらいです。
お子さんも1食当たりの目安は、生ならそのお子さんの両手にいっぱい、加熱したものならお子さんの片手にいっぱいです。

野菜類に含まれる栄養は、ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、皮膚や粘膜を健やかに保ち、腸の中の不要なものを排出し、生活習慣病予防にも効果があります。
野菜は、加熱するとかさが減るので生で食べるよりも多く食べられます。

よくお子さんの嫌いなものは野菜といわれる保護者の方も多いのですが、よくよく尋ねると形態や料理によっては、食べますとのこと。この場合は偏食ではないのでそこまで気にすることはないと思います。
全く食べない場合、出すのをやめてしまうと余計食べられなくなるので形態や味つけを工夫して出し続けてほしいと思います。

さらに主食、主菜、副菜の3つの他に牛乳、乳製品があるとよりバランスが良くなります。牛乳、乳製品は良質なたんぱく質を含むほかにカルシウムの供給源です。また毎日とる習慣が先々まで骨を健康に保つことにもかかわってきますのでお子さんだけでなく、家族のみなさんもぜひとるようにしてください。
健康は食べることが基本。食事を家族みんなで大事にしてくださいね。

7月から2階栄養相談室前に小金井市立保育園の献立表(離乳食もあります)を掲示していますので参考にご覧ください。また保育園栄養士会作成のレシピや調理の工夫などのリーフレット「作りおきでアレンジいろいろ」「冷凍食品活用レシピ」「包丁も持てないくらい疲れたアナタへ」等を置いていますのでご自由にお持ちください。(1階入り口正面左にもあります)

ここで健康課やその他の事業についてのお知らせです。
★乳幼児健康相談(のびのび広場) 対象:乳幼児・妊産婦
内 容:身体測定・育児保健相談・栄養相談・母乳相談
時 間:午後1:30~3:30(保健センターのみ午前9:30~11:00)
貫井南分館10/5、婦人会館10/14、上水会館10/24、公民館東分館10/19、
保健センター10/13、10/27
★栄養個別相談 保健センター 10/21(金)午後1:30~3:30(要予約)

このメールについてのお問い合わせは小金井市健康課(042-321-1240)へ
健康課では、健康や事業に関するツイッターも運営しています。母子事業について新規や変更のお知らせも掲載する場合がありますのでぜひご覧ください。
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