令和5年12月配信分
「冬至」2~3歳

こんにちは。
行事の多い年始年末ですが、旬の食べ物や食に関する行事の多いこの時期は、みなさんにとっていつも以上にたくさんの食品を見たり、食べたりできる時期ですね。

クリスマスやお正月は、多くの皆さんが経験すると思われますが、冬至はいかがですか。
冬至は1年でいちばん日照時間が短くなる日。この日を境に昼間が長くなってきます。

今年の冬至は12月22日です。冬至には、かぼちゃを食べたり、ゆず湯にはいったりする習慣があることをご存知ですか。
今やかぼちゃといえばハロウインのほうが思い浮かべる方も多いでしょう。
かぼちゃの旬は、夏。なぜ冬至に食べるのでしょう。

かぼちゃは、夏に収穫したものを冬まで保存することができます。
今ではいろいろな野菜がハウス栽培などで季節に関係なく、冬でも手にいれることができますが、昔は冬に栽培できるものも限られ、保存するにも冷蔵庫もありませんでした。
保管がきき、かつビタミン豊富なかぼちゃをビタミン供給源の少ない寒い冬に食べるという昔の人の知恵は、利にかなっているといえるでしょう。
かぼちゃに含まれるビタミンAは、皮膚や粘膜を維持し、ビタミンCは免疫を高める効果があり、風邪等の予防になるからです。

かぼちゃはそのやさしい甘さから和食の煮物やてんぷら、ほうとうの具などいろいろな料理に使われますが、シチューやコロッケ、サラダなど洋風の料理にもぴったりです。
今ではプリンやケーキなどのスイーツにも多く使われていますね。
また多くの方が離乳食に使われたことでしょう。

次はゆずについてです。
ゆずは、小金井では、庭木として植えているおうちも多いですね。もちろんスーパーや八百屋さんでもこの時期店頭でよく見られます。
ビタミンCの多い果物で香りが良いため、果汁を焼き魚の漬け汁に加えたり、皮を細く切ってお吸い物にいれたりします。その香りのよさからスイーツにも多く使われていますね。

ゆず湯に入ると風邪をひかないといわれています。ゆずのビタミンCなどの成分がお湯にとけて冬に乾燥しやすい皮膚を潤し、ゆずの香りが気分を落ち着かせてくれます。お風呂にいれるときは小さく切って、ネットなどにいれるとお風呂が汚れず、香りを楽しむことができます。

かぼちゃを食べてゆず湯に入ってからだを温め、そのままふとんに入ればゆっくり休めそうですね。お子さんとこんな冬の一日をすごしてみてはいかがでしょうか。


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