令和6年2月配信分
「ひなまつり」4~5歳

まだまだ寒い日は続いていますが、もうすぐ3月。春も近いですね。
みなさん元気でお過ごしでしょうか。

さて、もうすぐひなまつりですね。お子さんが元気に育ってほしいという願いのこもった行事です。もとは紙などでつくった人形が人(こども)の身代わりとなって災いや病気などを川に流して清めるという行事でした。

長い時間の中で紙の人形はりっぱな人形となり、家の中で飾られるようになりました。また女の子の節句となったのは江戸時代といわれています。

日本では昔から、年中行事や人生の節目に当たる日等の「ハレの日」に、邪気や厄をはらい、健康長寿を願って普段とは違う特別な食事をしました。ひなまつりもそのひとつですね。

ひな祭りにつきものの食べ物というとまず思いうかべるのがひしもち。
ひしもちの色は雪の白、桃のピンク、新芽の緑を表しています。
また白は純潔、赤は魔よけ、緑は健やかな成長という意味もあるそうです。

桃は、邪気をはらう力を持っているといわれていることから桃の花をひなまつりに飾ります。今は、3月3日に桃が咲いているのは花屋さんの店頭だけですが、旧暦の3月3日は、桃の花が咲く頃だったそうです。

さらに食べ物の続きです。ひなまつりによく食べられるのがちらし寿司。
ひなまつり=ちらし寿司ということではなく、ちらし寿司が彩りが美しいことからおめでたい日に食べられるようになったようです。

おせち料理とおなじように材料には意味があって、えびは不老長寿、はすは穴があることから先の見通しがきく、菜の花は春を意味しています。

ハマグリのお吸い物がつきものですが、なぜでしょう。
はまぐりは2枚貝です。そのままだと2枚の貝はぴったりくっつきますが、
他のはまぐりの貝殻をあわせるとそうはいきません。
平安時代の「貝合せ」という遊びは、はまぐりの貝殻のこの性質を利用してつくられたものだそうです。

お吸い物のはまぐりには、こどもたちが将来誰かとめぐり合い、幸せに暮らしていけますようにという願いがこめられています。

行事のときの食べ物にはひとつひとつ意味や願いがこめられています。
こどもたちが元気に育ち、幸せになってほしいという親の願いは昔も今も同じですね。
まだまだ寒くて風邪なども流行っていますが、元気でひなまつりを迎えましょう。


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時 間:13:30~15:30(保健センターのみ9:30~11:00)
婦人会館3/1、丸山台3/19、東センター3/27
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