トピックス~麻しんとは~

2019年02月25日

感染症 ひとくち情報 麻しんに注意しましょう!

1 麻しんとは
麻しんは、麻しんウイルスの感染によって起こる感染症です。
ウイルス感染後、約 10 日~12 日(最大 21 日)の潜伏期の後、発熱・咳・鼻水など風邪のような症状を発症し、2~3 日後には 39 度以上の高熱と発疹が出現します。
麻しんには治療法が無く、対症療法が中心となります。脳炎や肺炎等の重篤な合併症を引き起こす場合もあり注意が必要です。

2 発生状況
都内では今年に入り昨年の同時期に比べ報告数が多くなっています。

3 予防について
麻しんは感染力がきわめて強く空気感染し、1 人の発病者から多くの人に感染します。有効な予防方法はワクチン接種をして免疫を予め獲得しておくことです。

4.ワクチン接種について
・定期予防接種
原則的に麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)を1期 2 期の期間において2回接種。

・定期外予防接種
任意接種として麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)、麻しんワクチンの接種が可能。

・定期予防接種対象者 定期外予防接種対象者
1期:1歳以上2歳未満
2期:5歳から7歳未満で小学校就学前1年間

・定期外予防接種対象者
定期予防接種の期間にない人で麻しん罹患歴、ワクチン接種歴が 1 回も無い人
※ 定期接種対象年齢以外の方で接種を希望される方はかかりつけ医とご相談ください。

5.麻しんが疑われた場合
麻しんが疑われる症状(発熱や咳、鼻水、目の充血、発しん等)がある場合はマスクをつけ、登園・登校、出社等を控え、事前に医療機関に電話連絡した上で早めに受診してください。

【東京都感染症情報センターより参照】
(平成31年2月21日更新)

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